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家具のおはなし 3

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教室で使っているダイニングテーブル。240㎝×90㎝のかなり大きなもの。このテーブルはこの空間に合うように作っていただきました。

テーブルはこの空間の顔になる、という想いから自分のイメージするものを探し続けていました。イタリアの古いおうちでずっと使われているような重厚な存在感、キズ・色合いもがよい味を出しているもの― それを探しにイタリアまで行けるわけもなく、どうしようかなと迷っていました。

探してないなら、創ればいい!と思い立ち、この家、実家、私の自宅で親子3世代がずっとお世話になっているご近所の三宅家具製造所さんに作ってもらえるか相談に行きました。

イメージするテーブルの写真を見せて希望を伝えると、大将 二つ返事で「ふんふん、できるよ」と。さささっと簡単な図を描いて寸法を入れ、写真を預かって「よっしゃ、まかしとき~」と。

待つこと数か月。途中、何度か「大丈夫かな・・」と不安にはなりましたが(笑) 大好きな大将を信頼していました。連絡が来て「だいたいできたから見においで」と言われ、とんでいきました。工房の真ん中に立てられた天板は白木でつるっとしていたので、一瞬、えっと思ったのですが、そこから現場の床の色を見て色を塗り、キズ加工してくれるとのことでした。

ついに完成し、搬入の日!大将自ら運んでくださりました。

d0257787_692187.jpg8人から10人は座れる大きなテーブル!
栗の木の床に合わせてつけてくれた落ち着いた色合い。ムラを残して塗ってもらったので古木の感じも出て、節を残して、わざとに傷もつけてくれたので使い込まれた感じにもなりました。









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素材はメープルなのです。メープルと言えば、つるっとした木肌の白木、のイメージがあるのですがこんなふうに変化するのですね。
継板なのですが、まるで一枚板のような雰囲気です。













d0257787_6172069.jpgこれだけの天板の重さをこの細い足で支えるのは至難の業だそうです。さすが長年の経験と腕でそれをやってのけた三宅さん!設計士さん、大工さんが感心されてました。
アンティークの大きなテーブルは足もどっしりとしたものが多いのですが、このスリムな足で座るときに邪魔になりません。美しい細工も施されて。

大勢で囲むもよし、少人数の会談も、また一人で書きものをしたり、お茶を飲んだり・・・なんでもゆったり受け止めてくれるテーブルです。

探しても見つからなかったテーブル。三宅さんに作っていただき大正解!イメージを形にしてもらいこんな嬉しいことはありません。家具はその空間に合わせて置き、ずっと大切にしていくもの。だから納得のいくものを探し、作って心から気に入って使いたいと思います。いいものにはいい訳があります。
あ!そうそう、でもこのテーブル、市販のものを買うよりずーっと良心的なお値段でした!お勧めです。
三宅さん本当にありがとうございました。
by chez-maman | 2013-07-12 06:30 | 暮らしまわり
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