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味噌仕込み

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2月の初め、暖かい雨の日に山の家にて味噌仕込み。味噌は父と母がしていたころから、この山の家で仕込み、そのまま夏過ぎまでそこで寝かしていました。

1年分を仕込みます。

味噌仕込み_d0257787_5414988.jpgまずは浸けておいた大豆をやわらかく茹でます。これが結構時間もかかり、今年は多めに仕込んでいるので大変。

まん丸の大豆が、茹でるとラグビーボールみたいになることを不思議がる父。ほんとに!豆でも、乾燥してるとき小豆やいんげん豆は楕円形だけど、大豆・黒豆はまん丸で、水に戻すと楕円形になりますね。ひよこ豆のように初めから丸いものもあるし・・!






味噌仕込み_d0257787_5435086.jpgフードプロセッサーでつぶします。
「昔はすり鉢??」と聞くと、父は「杵つきでしてた」と。そりゃそうだ!これをすり鉢でするのは大変なご苦労作業。餅つきのようにしてたのね、と合点!

小さなプロセッサーなので、何度も何度も、これも結構大変。







味噌仕込み_d0257787_5513661.jpg塩切りしておいた米麹とよく混ぜ合わせます。麹の何とも言えない香りに包まれて。

麹は昔ながらの麹屋さんに買いに行ってもらいました。麹屋さんというのが存在するのが、びっくりだったのですが、たしか塩麹ブームの立役者は麹屋さんの奥さんでしたね。昔は家々で米を作り、それを麹屋さんに託して麹にしてもらってたそう。この時期は麹屋さんも大忙しでしょうね。







味噌仕込み_d0257787_5565228.jpgここからは子供たちも参戦の楽しい作業。よく混ざった種をぎゅっぎゅっとお団子にして、空気を抜くように容器に投げ入れていきます。
お決まりの、的をはずして床にべちゃ!もあるのですが、上手に詰めていってくれます。
ぎっしり詰まったら、表面をならしてぴったりラップフィルムで覆い、さらに空気に触れる部分を焼酎で消毒して塩を振って完成です。
何度か天地返しをし、夏の終わりか秋には美味しいお味噌になります。
なんでもこういう保存食づくりは大変でもあるのですが、こうして作っておくと、あとはずっとおいしいものを食べられるのです。手間は惜しんではいけませんね。



味噌仕込み_d0257787_654019.jpgそして意外な副産物!! 大豆の茹で汁で作ったカレー。さすが畑の牛肉と言われるだけあって、旨みたっぷりで栄養もたっぷりの茹で汁。これで作ったカレーは味噌作りをした後のお楽しみでもあります。とっても美味しいのです。これは母のアイデア。
たくさんの茹で汁があったので、一番大きなお鍋でたくさん作りました。
by chez-maman | 2014-02-12 06:14 | 暮らしまわり
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